
普段公開されていない部屋も含め、館内のかなりの部分を自由に撮影してよろしい、と云う催しが今日から3日間だけあるのです。

この建物は廃絶した朝香宮家の旧邸で、昭和初期の典型的なアール・デコ様式による建築物なのです。これは是非とも見ておかねば〜、と云うことで。
著作権保護期間の切れていない美術品などは総て取り払って、思う存分撮影を愉しんで貰おう、と云うなかなか粋な計らいの企画です。



勿論、外から覗き込むだけで内部に入れない部屋もありますし、ストロボフラッシュや三脚は禁止、ファインダを覗くのに夢中になり過ぎて転げ落ちる危険性のある階段の途中など撮影不可の場所もないではないですが、かなり自由に撮ることができました。



会場スタッフの方々も観客の撮影の妨げになると見るやさっと避けてくださったり、窓の建具を撮ろうとカーテンを片手で持ち上げながらカメラを構えているともう1枚のカーテンを押さえていてくださったり、となかなかの細やかなお気遣いでした。



それにしても、空調のグリルは固より換気口や排水口の目皿にまで洒落た意匠が施してある辺り、並々ならぬ美意識と遊び心とを感じさせてくれます。較べてはいけないのかも知れませんが、昨今の所謂「マンション」などとは本質の異なる、まさに「本物の邸宅」です。



今回の企画展は「じっくり見よう!アール・デコ−家族でパチリ!写メもOK」と云う触れ込みでしたが、実際に携帯電話のカメラで撮っていらっしゃる方も少なからずありました。只、やはり昔の建物故に天井が高く照明がやや暗いこともあり、ご苦労されている場面も見受けられました。



なお、2階のホールには朝香宮妃のオルゴールが展示されていますが、1日3回(確か11・13・15時)解説附きで演奏が聴けます。人垣が出来てご覧になれない方も、1回に2度演奏してくださるので、入れ替わりでお近くにお寄りになれるかと思います。

今日旧朝香宮邸に行かれた方のブログを検索していてたどり着きました。お邪魔いたします。
写真の色味がとてもきれいにでていて素敵だな〜と拝見しました。
私はうまくあの温かさがでなくて…
TBを送らせていただいたのですがうまくいかなかったので、このコメントで私の今日の日記にリンクさせたいただきます!
初めまして、ご覧いただきありがとうございます。ディジタルカメラですとなかなか銀塩カメラのような深みが出ないのですが、所詮は疑似データですから後で如何様にもごまかせてしまいますよね。わたしの載せている写真(撮った内の極く一部ですが)も、オリジナルの大半は実はもっと暗いのです。
日記拝見いたしました。なかなか綺麗にお撮りになれていると思います。構図がちょっと惜しいのはあるかも…。
TB<お書きになった文中に、こちらの記事の内容について言及がないと撥ねてしまう設定になっておりまして、ご迷惑をおかけしたかも知れません。申し訳ないです。
個人的に和装で行ってみたいです。
空気感も日常と違うんでしょうね。
末永く、保存されます様に。
大正モダンのデコ柄銘仙など合うでしょうね〜。
そう云えば、会場にはあんまり和装の方はいらっしゃらなかったような。天気が良くなかった所為かも知れませんが。
さておき、少しでもこのような素敵な意匠の建築物が遺されるように強く望みます。